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11/5地図から呑む会~テーマは茨城県!

茨城県の日本酒は河川の水系毎に紹介されることが多いですが、いつも
のように食文化の特色で地域区分して、地域毎の日本酒と産物を味わいました。

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◆今回の日本酒銘柄
家久長(大子市)
菊盛(那珂市)
稲里(笠間市)
渡舟(石岡市)
霧筑波(つくば市)
来福(筑西市)
武勇(結城市)
御慶事(古河市)
大観(日立市)

好評だったお酒、1番人気は霧筑波‘夕霧’純米(五百万石、H25BY)、
2番は大観 純米吟醸 無濾過生原(ひたち錦)、3番は稲里 純米 熟成
出荷でした。霧筑波のような東京ではあまりみかけないけれど地元で愛さ
れている地酒が1番人気だったのは嬉しかったです。茨城県由来の小川酵
母にこだわられての酒造です。熟成感ありの辛口で、お米の旨味しっかり
、熱燗であん肝にも負けない味わいですが、これがキンキンの冷酒でも味
がのったままで美味しくて、みなさん意表をつかれての感動票だったかと
思います。下の燗って見落としがちなんですよねとの参加者さんのコメン
ト、瓶にH25BY燗酒シールがドンと貼られていましたので、まさかの展
開でした。昭和なラベルも受けていました!大観赤ラベルは茨城県の酒造
好適米ひたち錦で、やや甘口ですが洗練された味わいでした。本命かなと
思ったのですがわからないものですね。稲里はひやおろしのブレンドで、
どっしりと熟成しつつもお米のきれいな甘味が感じられて美味しかったで
す。笠間は米どころですしライスィーなコンセプト通りの設計ですね。

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◆今回の酒肴
茨城の酒肴と言えば何を思われるでしょうか。霞ヶ浦や河川からの川魚
や鹿島灘沿岸の魚貝、奥久慈しゃもや常陸牛にローズポーク、蓮根料理に
凍り蒟蒻は全国唯一の生産地です。もっとお惣菜的なものを知りたいので
すが、もうあまり食べられていないようで出会うのは難しいですね。
今回は北関東に伝わる郷土料理すみつかれ(呼び方は地域により様々)
も作ってみました。節分の後の初午の日に作り、わらつと(納豆のわら)
に入れて氏神様に供えて家内安全を祈るものですので、時期違いに酒席
用に作ってはばちがあたるようにも思いましたが、郷土料理が伝えられ
るのは悪いことでもなかろうと。茨城では県西地域で作られるものです。

すみつかれ
凍りこんにゃくの天ぷら、こんにゃくとスルメの煮物
酢蓮根、蓮根チップス
はまぐりきんぴら
あんこう供酢、どぶ汁
茨城県産豚の出来たてベーコン
焼きわかさぎ、わかさび煮干し、川エビ佃煮、鰻大和煮
古河の小鮒甘露煮
干しいも、干し納豆
栗ごはん など

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好評だった酒肴、1番人気はこんにゃくとスルメの煮物、2番は出来
たてベーコン、3番はすみつかれでした。やっぱりほっとする味が好
まれますね。こんにゃくとスルメの煮物はみずみずしい蒟蒻で作りま
したのでいつもより口ほどけよく仕上がりました。蒟蒻粉の製法は茨
城県発祥で昔からの県北部の味です。山間なので生魚ではなく保存食
のスルメイカを使うのでしょうね。ベーコンは前日に仕上がったもの
を送って頂いたので生食で頂けました。手間いらずで美味しいという
のは最高ですね。すみつかれは手探りで、お味が決まらず2度作りま
したので好評でとても嬉しかったです。炒り豆の皮をむくのには気が
遠くなりましたが頑張った、甲斐がありました。

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茨城県はその地勢を調べて行くうちにイメージが変わりました。
いろいろ知って呑むのもまたしみじみ美味しいものです。

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気晴らし

水戸で出会った鳥さん。
カラーコーディネートを楽しんでいるかのよう。

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干しいも(茨城県)

干し芋は全国の9割が茨城県で生産されていて、
茨城県のなかでも、ひたちなか市周辺が9割をしめるのだそうです。
買ってきたものの中にもありました~(右の)↓

海側の地域ではお魚を干物にする環境があるので
干し芋の生産が普及しやすかったのですね。
もともとは静岡県発祥だそうです。

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お芋は煮っころがしたり天ぷらにしたりして酒肴になるけれど、
干し芋もなんとかなるかな~


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結城の干瓢(茨城県)

なすけんちんを教えて頂いた干瓢問屋さんです。
結城の古い街並みをぶらぶらと歩いていて、干瓢屋の看板が目にとまり
ふらっと入りいろいろお話を伺いました。

その後、結城の干瓢は昔からの特産物と知り、調べてみると
産地として全国99%が栃木県、残りの1%が大きくは茨城県でした。
結城は栃木県に面していますものね、下総食文化圏なのだと
あらためて感じました。

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地味な食材ですが、飴色に炊かれた干瓢にわさびを添えると、
これがまた酒肴としてよろこばれるんですよね。


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結城の茄子けんちんそば(茨城県)

茨城県に行くと「けんちんそば」をよく見かけるので気にしていましたが、
茨城県の郷土料理なんですね。

けんちん汁といえば、鎌倉の建長寺発祥の精進料理といわれ
もともとは中国から伝来した普茶料理に由来するようですが、
茨城県では貴重であった米の代わりに
そばにあわせて食べられるようになったのだそうです。

写真のものは、結城市歩きをした際に干瓢問屋さんに教えてもらった
蕎麦屋さんでたべた茄子けんちんそばです。

けんちんといえば豆腐が入りますので、正確に言えば違うのでしょうが
そばに醤油地の具汁をたっぷりつけて食べる食べ方に、
土地柄が感じられて興味深かったです。

このトレーで出てきた時には少々びっくりしましたが、
ちたけもたっぷり入ってご馳走でした。

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けんちんは酒肴にもよいですね。

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どぶ汁(茨城県)

昨晩は茨城「地酒まつりin花やしき」へ行ってきました。

目的は、茨城の28蔵(全46蔵のうち)が集まるので
それぞれのお味を確かめること、
どんな酒肴が出されるか確かめること、
検索してもわからない水質について聞いてみること、
蔵元さんが晩酌で召し上がっているあてを聞いてみることです。

2時間のうちに済ませなければいけないので、駈け足で回らなきゃ
と思っていたのですが、お話を伺いつつでつい一か所に長居をしてしまい
なかなか進みません。遊園地の中なので展示があっちこっちで
いい具合に酔っぱらってくると同じ所をいったりきたりしていたりします。
楽しくなってしまって(←油断するとこうなります;)知らない人と盛りあがって
いるうちにタイムオーバーとなってしまいました。

まぁでも楽しかったんだからいいか。
おしゃべりはたくさんしたぞ~

あんこうのどぶ汁が出ていました。
これは酒肴に最強ですね。
赤い脂は肝だそうです。
何匹入っているんですか~と聞いたら600食分だそうです。
食べやすいお味で美味しかったです。

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こちらは昨年、水戸市にある鮟鱇料理の老舗「山翠(さんすい)」へ行ったときのものです。

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とも酢和えです。
あんこうの肝を合わせた酢味噌で頂きます。

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山翠さんのどぶ汁です。

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最後は雑炊にしてくれます。
かなり濃厚でした。

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お酒のラインナップはこちら。

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おなかいっぱいになりました。
4人で行って二人前にするのがちょうどよさそうです。

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水戸は歩いてみると古い街並みが残っていて好きになりました。
目当てもあるので、また行こうと思います。

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潮来のすずめ焼き(茨城県)

小鮒のすずめ焼きや海老の鬼がら焼きといえば、千葉県佐原市のイメージですが、
同じ利根川下流域の潮来市でも特産品として売られています。
これが同じ茨城県でも、県央の石岡市の佃煮屋さんにはなかったんですよね。
特産品は必ずしも県域では区切れませんね。

こちらは、十二橋めぐり船着き場の目の前にある、立原商店さんのすずめ焼きで、
近所でうなぎを食べた帰りにふらっと立ち寄って買ったもので、背開きにはされていませんでした。

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小さなお嬢さんが出てきて、わたしすずめ焼き嫌い、って言われてしまったけれど
(まぁ子供には仕方ないかな)、ぜんぜんしょっからくなく、お味とてもよかったです。
骨っぽい食感も楽しくて、見直してしまいました。

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地味な素材だけれど、これが都内に帰るとなかったりします。
地のものは貴重ですね。

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この川で獲れたのかな。

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白菜の漬けもの(茨城県)

生産量は1位が茨城県、2位が長野県でダントツのTOP2、
冬場の東京市場への出荷9割は茨城県(主に西部)産だそう、
どうりで白菜のお漬物に茨城県のイメージが重なるわけです。

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大きな樽にたくさん漬けるような手作りの白菜漬けは、
やっぱり美味しいね。

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鯉のうま煮(茨城県)

潮来市で乗ったタクシーの運転手さんに、
晩酌のあてを聞いてみたところ、呑まないけど、このあたりじゃ鯉だなぁと。

ということで、鯉の旨煮も買ってきました。
しかし茨城県と鯉の関係は、恋仲~?(失礼)

検索してみると、全国1、2位を誇る養殖産地のよう。
しかも、霞ヶ浦北浦では、湖内にはった網の中で飼う「網いけす養殖」という方法で
養殖していて、陸上池に比べて水の交換が良いため、多量の養殖が可能なのだそうです、
ほ~そうでしたか。

まぁ、でも量をいわなければ、産地は全国広範囲ですねぇ。
ちなみに鯉は日本の国魚だそうです、民族学的にも奥が深そう。

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こちらとてもお味はよかったですが、これを酒肴でお出しすると
これだけでお腹いっぱいになってしまいそう。

洗いも産地で食べてこそだし、汁もので鯉こくかなぁ。
それも好き嫌いが出そうで難しい食材です。


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潮来市増田さんの川えび佃煮(茨城県)

潮来市でタクシーの運転手さんに、
佃煮ならもう増田くらいじゃないかな
と聞いて寄ってみました。
つまり地ものを手作りしているところは、
もうあまりないということか。

お店の女将さんにお薦めを聞いたなかから
この川えび(スジエビ)を選んだのですが、美味!
甘いのですがお酒にとてもあいました。
普通の日本酒がすすんでしまいます。

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これが琵琶湖なら海老豆に加工されるのですよね、
あれもお酒によくあった。
茨城県ではお豆さんとあわせるようにならなかったのは、
納豆になるからかな~

スジエビといえばこちらも買ってきました。
早速かきあげにして頂きましたが、
このままつまんでも美味しかったです。

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200円の取り上げるには足らないものですが
産地のものは風味が違いますね。


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凍みこんにゃく(茨城県)

茨城県ならではといったら、一番はこれかもしれません。
江戸時代から作られて、茨城には関西から伝わったようですが、
現在では茨城県北部に数件の生産者を残すのみだそうです。
生産者の高齢化で、手作りはますます貴重になっていきますね。
写真のもので少量ですが4~5百円したように記憶しますが
絶やさず残って欲しい食材だと思います。

’凍り’といっているのは、真冬の夜から朝にかけて屋外で凍結させるからで、
昼間の直射日光でゆっくり自然解凍させ、そこに水をかけてまた凍らせるということを
半月かけて繰り返し、スポンジ状に仕上げられます。
寒暖差がなければいけませんが、積雪があっても生産ができないですね。

頂くときには、水に戻して茹でてアク抜きし、普通のこんにゃくと同じように使います。
凝縮したお味としっかりした食感が楽しめます。
今晩は天ぷらにしてみましたが、歯ごたえがすごいので、一口大にして
お口のなかでしっかり噛みしめるのがいいかもしれません。
今朝はたまたまTV番組で、里山料理としてくるみ和えが紹介されていて美味しそうでした。
煮〆ではお肉の変わりにも使われます。

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保存がいいと50年はもつんですって。
保存食だけに東京で同じものが手に入るのがありがたい。

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ワカサギの塩焼き(茨城県)

潮来市の錦水さんで出して頂いた、若さぎの塩焼きです。
ぷっくりしていますね、子持ちでした。
炭火焼きですが尾っぽも焦げず、上手に焼けています。

これはいい酒肴、子持ちでないとつまらないですが。

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1尾150円以上とうことになりますが、納得です。

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ちなみにワカサギの産地は、1位がだんとつ青森で、茨城はその次でした。

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干し納豆(茨城県)

干し納豆といえば、京都の大徳寺納豆や浜松の浜納豆で、
茨城県といえば何と言ってもワラづとの糸引き納豆だけれど、
県西では昔から保存食として作られてきているものです。

久しぶりに食べてみましたが、水戸納豆のこの干し納豆はお味がいいですね。
納豆に塩をして干しただけのものですが、大豆の味が生きています。
ひなびた風味は酒肴としても洒落ています。

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水戸市内の水戸納豆へ行った時のことを、思い出しました。

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ワラづと納豆があるある。

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納豆製品もいろいろ、買って帰りました。

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正面の酒蔵(一品酒造)で、いろいろと見せて頂いて、門を出たところにあったのです。
納豆菌は米麹の大敵だというのに、納豆県ならではだな思いました。

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蔵見学はたまたま通りかかったからだったので、中に入れて頂いてから
朝、駅そばで納豆蕎麦を食べていた事を思い出し、なるべく口を開かないようにしていたのでした。

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しょぼろ納豆(茨城県)

そぼろがなまってしょぼろ納豆です。
切り干し大根を混ぜ込んだコンビニ惣菜のように見えますが、
本来は寒の干し大根の仕上がりをみて仕込む、茨城県の昔ながらの保存食です。
刻んだ干し大根を納豆に混ぜ、大豆を煮た時の煮汁に塩を入れて煮立て冷ましたのを
加えて作られます。塩の量や納豆の量、大根の干し具合で保存期間を計るようです。

写真の商品は、京橋の茨城マルシェで、いろいろある中から何気なく2種類選んできたものです。
右は茨城県西(下妻市)のもので、寒干しダイコン一夜漬け入りとあります。
原材料には醤油や砂糖、味醂、昆布、干し椎茸、煮干し、さば節、かつお節などが入っていました。
即席な感じですが、お味は食べやすくなっています。
右は茨城県北(ひたちなか市)のもので、原材料はシンプルに切り干し大根、大豆、塩、醤油、
調味料(アミノ酸)と書かれていました。お味はこちらの方が若干塩気が強いように感じましたが、
切り干大根の食感が生きていたのはこちらでした。保存食らしくてよいです。

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おかずにも、酒肴にもといいますが、酒席にどうだろうか、
糸を引くし、においも少々気になる。
ということでお酒にあわせて試してみましたが、
まあ猪口に一口ちょこんとお出しするには楽しいかな。
茨城らしいものですし。

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涸沼(ひぬま)のヤマトシジミ(茨城県)

石岡市の直売所「大地のめぐみ」では、涸沼(ひぬま)のヤマトシジミにも出会えました。
ヤマトシジミはの主要な産地は、1位青森県、2位島根県、3位が北海道と並んで茨城県です。

検索してみると、涸沼は2015年にラムサール条約(特に水鳥の生息地として国際的に重要な
湿地に関する条約)に登録されたとありました。

ヤマトシジミは汽水域に生息しますが、涸沼は海から近く満潮時には涸沼川を遡って
海水が流れ込む汽水湖です。霞ヶ浦の南側に位置します。

このあとお祭りだったので買って帰れず残念でした。今度は是非大玉を味わいたい。

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これはもう、酒呑みには心強い食材でしょう。

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プロフィール

Author:iamかむ
❀かむと申しますどうぞ宜しく
お気軽にお立ち寄り下さい♪
                     
❀東京は神田神保町生まれ
 日本橋人形町在住
 通勤 日比谷線神谷町
 雅子さま世代

❀最近の美味しい!
◎紀州名物たな梅本店さんの
ごぼう巻き
◎三重県尾鷲市名産
虎の尾(青唐辛子)
◎三重県尾鷲市朝日饅頭本舗
くずきりそうめん

❀続けていること
・酒肴さがしの旅
・日本酒愛好の会
・休日ジム通い
(2017年69回目/目標100回)

❀酒味会vol.24
~地図から呑む!(和歌山県)
開催しました!(2017/8/19)
次回は秋に!

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