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8/4真夏のお燗・酒器セミナー@神楽坂ふしきの

思い起こせばちょうど1年前も、
ふしきのさんの酒器セミナーへ参加していました。

あの時にはコースのお料理でしたので、
酒器による味わいへの影響もさることながら
日本酒へのお料理あわせや、燗温による味わいへの影響に
とても感動したことを覚えています。

今回はより酒器による効果を実感することができて面白かった、
と同時に酒器への思いがぐっと強くなってしまいました。

いい器で呑みたい。。
自制がきかなくなってしまいそうです。

さて、まずは刷毛の平杯から。
お酒は、「澤屋まつもと守破離(京都)」です。

平杯は、舌上に酒が広がりやすいため酸味のボリュームを感じやすい形状です。
「澤屋まつもと守破離」の繊細な酸味が生かされて、このお酒にあうと思いました。

このタイプの酒質は、お料理あわせもしやすく常備しておきたい1本ですので、
あわせて平杯も揃えておきたいですね。

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次には、平杯、椀底、筒型(備前)の三つのタイプの形状での呑み比べ。
お酒は、「綿屋 純米吟醸 雄町(宮城)」です。「澤屋まつもと守破離」と同じタイプの酒質ですね。

平杯では、酸味が爽やかに感じられました。
椀底の杯では、逆に繊細な酸味が抑えられ、甘味が強調されてバランスを欠いてしまうようでした。
小ぶりの筒型では、苦味が強調されるようでした。

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ご用意頂いた酒肴です。
きびなご、ツブ貝、牡蠣スモーク、甘海老、プチトマト塩麹漬け、セロリポン酢漬け。

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大ぶりの伊賀、小ぶりの筒型、ワイングラスの三つのタイプの形状での呑み比べです。
お酒は、「大治郎 よび酒(みず)吟吹雪 純米生酒(滋賀)」。
これはしっかりした酒質ですね。ふしきのさんではお肉あわせでよく使われています。

大ぶりの伊賀では、ゆったりと風味豊かに感じられました。
小ぶりの筒型では、凝縮感が感じられ、このお酒の奥深い美味しさを引き出していました。
ワイングラスでは、筒型では感じられたフレーバーが口の中で広がらないようでした。

ご亭主の宮下さん(旧中村さん、ご結婚されて苗字が変わられました。)より、
ワインは酸味の強いお酒のため、ワイングラスは酸をコントロールして飲みやすくする形状となっていて、
味わいは均質化する傾向にある、というお話があったのですが、

先ほどの椀底の杯でも、ワイングラスでもその傾向が実感されました。
ワイングラス神話がもろくも崩れたりです。
もちろん酸をコントロールしたいときには有効な形状といえるのでしょうが。

しっかりと奥深い味わいの1本を美味しく頂くために、こんな上質な筒型杯を持っておきたいものですね。

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ここからお燗酒です。
お燗は香りをとりながらつけるといい、とおしゃっていました。
40度で温かいくらい、45度で熱いくらい、50度で何とか持てるくらい、55度で持てないくらい、
65度では揮発してツンとした香りがたつくらい、本醸造は65度まであげて結構美味しいのだそうです。
錫ちろりは京都清課堂さん(寺町二町)のものがいいと。

先ほどの「大治郎 よび酒(みず)(滋賀)」を40度、55度、60度で。
金継ぎのある古瀬戸を出して頂きました。どんなお酒も美味しく頂ける名器だそうです。

40度では、ナッティーな香り、ボリュームあり、余韻あり
55度では、生酒ならではの麹の香ばしい香り(50度を過ぎて立ってきます。)
60度では、甘味酸味が出てきました

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「群馬泉 山廃純米」です。完全発酵の造りです。常温と55度で。

常温では、お酒の甘味が感じられ、ボリュームあり、余韻あり
55度では、香ばしい香りが立ちました

小ぶりの筒型と古瀬戸で呑み比べ。

小ぶりの筒型では、口造りが平らな面で頂く方が美味しく感じられました。
口造りが平らだと、お酒が口中の奥に広がらないため酒質が綺麗に感じるのだそうです。
また、このお酒のように完全発酵の造りのお酒は香りが立ちにくいため、
筒型のように杯底に角があったほうが香りがたっていいのだそうです。

竹鶴、日置桜、生もとのどぶなども完全発酵の造りだそうです。

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「天隠 生もと純米 にごり(島根)」です。甘味の極端に少ないタイプです。
常温では、乳酸菌の風味が感じられ、ボリュームあり、余韻あり

55度で、平杯と小ぶりの筒型で呑み比べ。

平杯では、すっきり感じられ
小ぶりの筒型では、甘味苦味があらわれ奥行きが感じられました

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「伊勢の白酒(三重)」です、活性にごり、本桶二段仕込みです。
伊勢神宮新嘗祭の奉納蔵だそうです。

人肌と45度で呑み比べ。

人肌では、ホットカルピスのよう、ガス感あり
45度では、酸味が美味しく感じられ、ガス感はなくなりました
いずれも美味しく頂けましたが、燗にしなくてもこれは美味しいですね。

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「竹泉 雄町 純米吟醸 生(兵庫)」です。冷酒と45度で。

冷酒では、甘さが控えられ、すっきり
45度では、お酒っぽくなるも、酸はさわやか

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「旭若松 雄町 純米 無濾過生原酒(徳島)」です。55度で。

常温では、熟成感が感じられ
55度では、醤油、味噌のビターな香りが立ち
セロリのポン酢漬けととてもよくあっていました、これは嬉しい発見。

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「勝駒 純米(富山)」

こちらはロックを、平杯と筒型で。
平杯で酸味がさわやかに頂けました。

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「夏やご(神奈川)」

こちらも平杯が正解でした。

ふしきのさんではハモの緑酢添えにあわせて出されているそうですよ。
快進のマリアージュだそうです。

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結構のみましたね。
美味しいお酒でした。
とても参考になりました。
ありがとうございました!

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プロフィール

Author:iamかむ
❀かむと申しますどうぞ宜しく
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❀東京は神田神保町生まれ
 日本橋人形町在住
 通勤 日比谷線神谷町
 雅子さま世代

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◎紀州名物たな梅本店さんの
ごぼう巻き

❀続けていること
・酒肴さがしの旅
・日本酒愛好の会
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(2017年37回目/目標100回)

❀酒味会vol.23
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開催しました!(2017/3/25)
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