Entries

12/6越前・若狭~旬の食材と地酒を堪能する晩餐会@オテル・ド・ミクニ

今年はお料理と日本酒合わせに目覚め、
自分なりにいろいろ試してみたりもしました。

この最高の舞台で、
どのような日本酒合わせをされるのか、
そんな思いで参加をしました。

お料理は、ふくい食のアンバサダー三國清三シェフ(北海道ご出身)が、
料理に合わせたお飲み物のセレクトと全体コーディネートは同アンバサダーで
日本飲料ビジネス研究会会長の友田晶子さん(福井ご出身)が担当され、
福井県後援のイベントでした。

オテル・ド・ミクニでも最近は日本酒の会が増えているそうで
和風なコーディネイトもされるそうですが、
今回は正統派フレンチに日本酒をワインのように味わって頂きたいという
友田さんによるご提案だったそうです。

テーブルにつくと圧巻のグラスが並んだテーブルセッティング。
食前酒に、『若狭町鳥浜の梅酒ソーダ割り(エコファームみかた)』が4℃で供されました。
辛口のすっきりした味わいが美味しいです。アルコール度数35度だそうです。
温度はすべてのお酒についてMenuに記載されていましたが、
おそらく実際に口に含んだときに丁度いいように、若干低めの設定とされていたようです。

20121206ミクニ2

スクリーンが下ろされ、福井県の食風土にかんするプレゼンも行われました。
レストランではないみたいですね。いろいろなイベントが催されるのでしょう。
乾杯酒に、『小公子スパーク(白山ワイナリー)』が8℃で供されました。
山ブドウで醸造された赤ワインスパークリング、この日唯一のワインでした。
果実味たっぷりで大変美味しかったです。

20121206ミクニ3

さて一皿目、「三国港・甘エビの塩うに和え、塩水泡と昆布クルトン添え」には、
『発泡日本酒宴日和(一本義久保本店)』が8℃で供されました。

発泡の飲み口に、塩水泡とクリスピーなクルトンあわせでした。
かなり磯の香りを立たせたお皿で、ワイン合わせでは考えられないお料理だねとの感想が出ていました。
日本酒には磯の香りを綺麗にクロースしてくれる力があるのです。
素晴らしい取り合わせだと思いました。

20121206ミクニ4

パンにも日本酒は合いますね。美しいパンです。

20121206ミクニ5

二皿目、「三国港・越前ズワイガニとセイコガニのグラチネ、敦賀みかん風味」には、
『黒龍 大吟醸 龍(国龍酒造)』が8℃で供されました。

このお皿には歓声が上がっていましたね。
足からは身がすべて出されているということでした。仕込みはさぞかし大変だったと思います。

黒龍は大吟醸の火付け役となった銘柄、その中で一番人気がこの大吟醸龍だそうです。
越前ズワイガニにふさわしい日本酒合わせですね。
大吟醸の繊細でフルーティな香りと共鳴させるため、みかん風味仕立てのグラタンとされていました。

20121206ミクニ6

三皿目、「福井寒ブリのシャブシャブ風にコシヒカリのリゾット、福井産野菜添え
(越のルビートマト、谷田部ネギ、水菜、大根、オレンジカリフラワー、越前こたけ、原木福井椎茸)」には、
『白岳山 純米吟醸 奥越五百万石(安本酒造)』が8℃で供されました。

リゾットが旨味を吸って美味しかったですねぇ、
ごはんに日本酒って合うと思っていますが、リゾットも例外ではありませんね。

白岳山純米吟醸はツヤのある優しい味わいの日本酒で、寒ブリのみずみずしい旨味をしっかり受け止めつつ、
全体的に淡味でやさしいお味つけをよく惹きたてていました。

ここで友田さんが回っていらしたので、福井の仕込み水について尋ねてみたところ、
全体的には軟水、若狭のあたりは硬水、白岳山は中硬水で仕込みながらもやわらく仕上げられており
高度な技術で造られているということでした。

なるほど言われてみれば飲み口はやわらかいのですが、舌触りから中硬水で仕込まれていることがわかります。
バランスのとてもいい日本酒でした。

20121206ミクニ7

越前焼きの盃が出されました。
お燗酒がひとつMenuにあったのでどう供されるかなと楽しみにしていましたが、ここは和風でしたね笑
越前焼きの酒器といえばどっしりとしたものが多いそうですが、手にすると驚くほど軽い造りです。
現代的な感じがとても気に入り、ひとつ頂いてきました。

20121206ミクニ8

四皿目、「若狭牛ロース肉のポワレ 地がらし風味赤ワインソース 野菜添え
(金時草フリット、つまみなブランシール、3年子花らっきょうの赤ワイン煮、上庄里芋とそのピュレ、
河内かぶと青大根と紅芯大根のクリュディテ)」には、
『花垣 純米 花しずく 生もと(南部酒造場)』が40℃で供されました。

お肉にはお燗酒合いますね。お肉の脂をとかして甘さを惹き立てます。
そして花垣生もとのお燗酒はとても美味しかった。
発泡日本酒がカルピスソーダみたいなら、こちらはホットカルピスな感じ。
この酸味がもお肉にもおソースにも合っていました。盃がすすみました。

20121206ミクニ9

五皿目、「TAKARAチーズ工房シェーブルチーズ あわら産干し柿と越前柿のタタン添え」には、
『真名鶴 純米吟醸 奏雨(真名鶴酒造)』が8℃で供されました。

日本酒は麹菌の力で醸されている発酵食品であるためチーズ全般と合うんですよね。
ワインはカビを排除して醸造されるため、意外ですがカビのあるもの(白カビ、青カビチーズ)とは
合わないと言われています。

シェーブルには発泡酒が鉄板の組み合わせですが、奏雨ともよくあっていました。
福井のチーズに福井の日本酒合わせ、友田さんの心入れが感じられます。

20121206ミクニ10

六皿目、「大沼養蜂宴からす山椒ハチミツのカステラ、貴醸酒白龍のアイスクリーム、久保田水ようかん」には、
『白龍 貴醸酒(吉田酒造)』が13℃で供されました。

スモークの趣向が楽しかったです。

デザートに貴醸酒あわせは間違えのないところですね。
水ようかんにも黒糖が使われコクがありますので、負けていませんでした。

20121206ミクニ11

やわらぎ水も、若狭町のわかさ瓜割りの水でしたが、
ミクニでは通常もこちらのお水を使われているのだそうです。

さりげなく完璧な日本酒合わせは流石でした。
ここまで合わせるのに御苦労があったと思います。

三国シェフのメッセージも印象に残りました。
『こういうのは学んじゃダメ、常にユニークに、遊び心が大事。
合わせちゃダメ、でも合うがいい!』

福井の地酒、食材との素敵な出会いとなりました。
ひと夜かぎりの夢を満喫させて頂きました!

20121206ミクニ12

越前ズワイガニメモ(自分用の備忘です)
・11/6解禁
・黄色いタグがつけられるが、皇室献上品はもうひとつタグがつてダブルタグに。
・献上基準は、1.4kg以上/杯。
・品質の良さは、小さな船で行って帰ってと丁寧に漁獲されているところにある。
・三国港は夕方せりで、そのまま料理屋へ届けられる。
・カニ身10年茹で一生(カニの身のよさを見分けるのに10年はかかるが、茹でを極めるのには一生かかる)
・年が明けると地元ではズボガニ(水ガニ)を楽しむ。脱皮したてのカニで、味噌はなく脚だけだけれど美味。
(3~4千円/杯、通常の越前ズワイは1万と2万とかそれ以上とか)


*Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

左サイドMenu

プロフィール

Author:iamかむ
❀かむと申しますどうぞ宜しく
お気軽にお立ち寄り下さい♪
                     
❀東京は神田神保町生まれ
 日本橋人形町在住
 通勤 日比谷線神谷町
 ♀ 独身  
 雅子さま世代

❀ととけん第一回1級合格
❀SSI認定唎き酒師

❀最近の美味しい!
◎博多箱崎
林隆三商店おきゅうと
◎博多おぎはら鮮魚店
天然ヒラマサ
◎小倉旦過市場たちばなさん
じんだ煮辛口

❀続けていること
・市場でお買い物
・日本酒愛好の会
・休日ジム通い
(2017年24回目/目標100回)

❀酒味会vol.23
~地図から呑む!(福岡県)
開催しました!(2017/3/25)
次回は夏に!

右サイドメニュー

カレンダー

03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

最新記事

検索フォーム